SEOスパム
Googleは、スパム(不正や誤魔化し)を行なって上位表示を仕掛ける誤ったSEOに対しては、厳しいペナルティを課してきました。
最悪の場合、スパムを行ったホームページは、Google検索に二度と表示されることがありません。
そのことで多大な被害をこうむったホームページのオーナー会社がGoogleに対して損害賠償の裁判を起こしたことがあります。
ネット業界が注目したアメリカでのその裁判は、原告側の敗訴。Googleの主張が認められたのです。
意図的にせよ、知らなかったにせよ、上位表示のためにスパム行為を行うことは、そのホームページにとっては命取りになることもあるのです。
上位表示のためにSEOを業者に依頼する場合には、スパムを仕掛けてでも一時的な上位表示を勝ち取って、成功報酬を得ようとするSEO対策の業者に間違ってでも引っ掛からないよう注意が必要です。
そんなSEOを仕掛けたサイトは、ある一定期間は上位に表示されたとしても、いずれ上位からは消えてしまいます。
PLPとは
PLPとは、「Preferred Landing Page」の略です。SEOというとランキング(検索順位)のデータばかり気にしがちですが、検索結果画面のリンク先が表示させたいページとなっているか、という点にも注意しなければなりません。
自分のページが1位に表示されたものの、そのリンク先がキーワードと全く関係ないページであれば、コンバージョンやユーザのアクションに結びつかない、つまり順位は高いがトラフィックの品質が低くなることで、成果が生まれない可能性があります。
自分が狙ったキーワードと、狙ったランディングページが表示されているかが重要なので、ランディングページもチェックしておくことが必要です。例えば「転職」というキーワードで1位になったとき、サイト内のどのページが1位なのかを把握すべきです。
これは、特にYahoo!において重要です。
最近のYahoo!では、あるページであるときまで検索結果画面の上位に表示されていたものが、突然あるタイミングで急激にランキングが500位や1000位に下がってしまうようなことがあります。